子どもに特化した美容院
競争が激化しているエリアで、勝ち残る戦術のひとつに「絞り込み(フォーカス)」がある。
しかし、取り逃がしてしまう顧客ばかり気にしていては、実践は難しいだろう。
この戦術を実践するには、大変な勇気と決断が必要なのだ。
目黒の「キッズヘア ラヴァブル」は、子どもに特化した美容院だ。
店舗面積は約15坪。店内には、子どもが楽しんで髪を切れるように車を模した特注セット台を2台設置している。子どもは鏡の下にあるDVDプレーヤーで、アニメを鑑賞しながらサービスを受ける。席数は、子ども=3席、大人=2席の計5席を用意している。
髪を切りたくても子どもから手が離せない母親や、子どもと一緒に髪を切りたい母親には最適の空間だ。
料金は、「キッズカット(シャンプー・ブロー込み)」=4,200円、親子で利用できる「親子カット(シャンプー・ブロー込み)」=8,400円のほか、「七五三ヘアメーク」(3歳=7,350円、7歳=10,500円)も。七五三では写真用の衣装もレンタルしている。
環境大臣から表彰された奈良の美容院
奈良県大和郡山市柳町の美容院「cream(くりーむ)」は、昭和57年から26年間、開店前に店や駅周辺の清掃活動を続けているそうだ。
この度、その活動が認められ、環境大臣から地域環境美化功績者表彰を受けた。
現在「cream(くりーむ)」は、奈良県下に5店舗を展開しており、今では合計約70人のスタッフが活動しているそうだ。
こうした地道な活動を継続する余裕があったからこそ、今のお店の繁栄があるのだと思う。
ブランドの確立や地域での信頼の獲得は、一朝一夕に構築できるモノではないのだ。
花王のヘアケア商品「メリット」がリニューアル
花王の「メリット」といえば、子どもとその家族にターゲットを絞ったヘアケア商品。
その「メリット」リニューアル。より豊かな泡立ちで、細い髪や地肌をやさしく洗い上げる新処方になった。
花王の調査によると、洗髪を自分でするようになる頃から、頭皮に落屑(フケ)や赤み(炎症や荒れ)の発生する子どもが増える傾向にあるそうだ。その理由のひとつとして考えられるのが頭皮の洗い残し。
そこで、「メリット」は泡立ちをより豊かにすることで、指どおりがなめらかになり、子どもの細い髪や地肌まで洗いやすくなったらしい。また植物由来のリコリスCとユーカリα(保湿成分)を配合し、育ち盛りの子どもの地肌をすこやかに保つそうだ。
繁華街の「変身ルーム」が人気です
渋谷駅前の「変身ルーム」が話題になっている。パウダールーム「COS-Pa(コスパ)」は、2008年3月3日にオープン。店主は美容室経営の女性。着替えや化粧直しの場に利用されるトイレは、混雑していたり、汚れていたりと不便なことに目をつけたそうだ。女性が美しくなるのはトイレではない…
9部屋に仕切られ、一番小さい約1.2平方メートルの部屋は、30分で525円。この値段で1ドリンクがつき、巻き髪用のコテやブラシ、洋服用のアイロン、携帯電話の充電器や香水が使える。別料金を払うと、数十種類ある化粧品から好きなものを選んで使える。ストッキングやアクセサリーの販売もしているそうだ。また無線LANを完備しているため、パソコンで仕事をする人や、営業職で時間が空いたときにメールチェックに来る人もいる。お茶を飲んでの休憩や昼寝も可能だ。最近は「男性用もつくってほしい」という声もあるらしい。
繁華街での個室には需要があるだろう。しかし個室の時間貸しだけでは経営は成り立たないはず。他業種との提携など、様々な工夫が必要だ。